2020/11 聴いたアルバム
コロナ禍で輸入盤の入荷が軒並み滞っていること、おまけSDカードの音楽データが吹っ飛んで転送が面倒になったことから、本格的にストリーミングサービスへの移行を進めています。フィジカルに拘っていながらもこうなる気はしてましたが…それでも好きなバンド、強く気に入った作品はCDで集めていきます。今後はストリーミングで聴いたものも含めて好みのものを書き残していくつもりです。
14枚の感想を書いていきます。
Agonize the Serpent/Through the Eyes of a Serpent
メタルコアバンドの新譜EP。はつきき。スウェーデン産ということで叙情を確かに感じるメロディ。それを引き立てるザクザクとしたリフに低く唸る咆哮、タイトな音像がシンプルにカッコ良い。国産のShatterSilenceを彷彿とさせます。今調べたらShatterSilenceは去年に解散してしまったようで、悲しすぎますね。3rdは見事に洗練された傑作だったのにどうして…()
Amnesia...AILDみたいなリフ、でも引き締まっていてこっちのが聴き応えあります。メロデス派にもオススメできる1曲。
Countless Skies/Glow
メロデスバンドの新譜。モロにInsomniumから影響に受けている音楽性で、前作の1stからメロデサーにかなりの注目を受けていました。フォロワーで片付けるには勿体ないクオリティ。1つのアイデンティティとしてオペラボーカル、この朗々とした歌声が雄大なメロディの広がりを増長させています。ラストには3部構成の組曲「Glow」、Opethばりのプログレッシブリフからアコギを交えた静パートも聴けて面白いです。あとアートワーク、初めて見た時素晴らしすぎて椅子ごとひっくり返りました(嘘)。ジャケオブザイヤー賞を差し上げます。
Zephyr...夜空を連想させるようなメロディ、星空が煌めく広大で美しい光景が浮かび上がってきます。ラストが圧巻、胸を締め付けるようなトレモロからブラスト、突き抜くようにボーカルが響いてピアノで〆る。何度聴いても心が洗われるような気持ちになる展開です。
Division by Zero/Tyranny of Therapy
プログデス1st。ずっと欲しかったんですが廃盤で、なかなか定価以下で買えずいたのでストリーミングで。OpethやDarkSunsを想起させるデスパートを含んだ、混沌としたダークで知的なプログメタルです。クリーンもミカエルっぽいですね、スっと入ってくる歌声で好みです。空気感で聴かせるタイプではなく、意外とキャッチーなので聴きやすいと思うんですけどね、売れなかったんでしょうか。2ndをリリース後にバンドは2013年解散、1stにしてこれだけのクオリティを誇っているのに…惜しまれます。
Incinerated Wishes…キャッチーな変拍子と、そこに乗せられる知的でダンディな歌声が洒落てます。比較的ストリートで分かりやすい楽曲。
Draconian/Under a Godless Veil
ゴシックドゥームバンドの新譜。voが変わって1作目の前作はゴシック寄りで音が軽く、正直消化不良感が否めませんでした。今作はゴシック感を残しつつもズシンとドゥーミーな重みを帰ってきています。前作同様にリフより女性voの歌声で聴かせる向きが強いので、即効性は弱めですかね。新ボーカルの方、外見や雰囲気は凄く好みなんですけどね~()
Lustrous Heart...一貫してスロー、荘厳で美しいゴシックドゥームが極まっています。
Ebonivory/The Long Dream I
プログメタルバンド新譜。同郷のCaligula'sHorseがイチオシしていたことで知ったバンド、本当に豪州プログは宝の山です。高音の伸びがある魅力的なボーカル、Djent的なリフやデスボを使ったアプローチも見せるモダンなイケメンメタル。心に響く淡いメロディのセンスが抜群で、アートのようなサウンドスケープを生み出しています。
Hammer Street...モダンプログメタルらしいフックのあるリズム感、希望に満ち溢れている美しいサウンドスケープ。オープニングトラックとしてこれ以上無い素晴らしい楽曲です。
Lunatic Soul/Though Shaded Wood
Riversideのフロントマン、マリウスデューダによるソロプロジェクト新譜。先行公開されたシングルから素晴らしく、期待値が高かったのですが、見事にハードルを超えてくれました。LunaticSoulならではのアンビエント要素を残しながらも、マリウスの歌唱が増えて叙情力が高まっています。民謡のような雰囲気も強まっており、温もりのある秋冬プログレといった趣。個人的にRiversideに迫る勢いでこのサイドプロジェクトに惚れ込んでいます。楽器は全てマリウスによる演奏らしい、やはりこの男天才か。
Oblivion...自然の情景描写が見事。リフがナチュラルでありながらシンプルにカッコいいので、のめり込んでもBGMでもヨシ。展開に複雑なことは何も無く、安心して流れに身を任せられます。この曲に限った話では無いですが、1つ2つのアイデアから端正に曲を組み上げるセンスが凄すぎます。まじリスペクト。
Nicumo/Inertia
ゴシックメタルバンドの新譜、はつきき。ひたすらにメランコリックな極上メロディにダンディな色気のある男性vo。ちょっとマイルド過ぎるかな~?ってところで現れるメタリックなリフとデスボが良いアクセントになってます。アルバム通して質が安定してますし、ずっと聴いてられるタイプのバンドですね。
Time Won't Heal...慟哭感のあるメロディ、哀愁にまみれたボーカルワークにぐっと惹き込まれます。暗い部屋の中、独りで聴きたい1曲。
Noumena/Death Walks with Me
メロデスバンドの4th。メランコリズムの迷宮、といったイメージがアルバム通して一貫されています。硬派な叙情派メロデスに神秘的な装飾を付ける女声コーラス。民謡らしさもあり、力感が無いのでずっと聴いていられますね。
Season of Suffocation…スローテンポに響き渡る哀愁のメロディが素晴らしい。デスボも相まってアルバムの世界観が色濃く表現された貫禄の1曲。
Noumena/Myrrys
5th。安定感のある哀愁溢れる楽曲群、前作より速い曲が増えてメリハリが付いたでしょうか。これまでの作品と比較して特筆するような点は特に無いですね…
Metsan viha…オープニング曲、疾走感のある普通にカッコいいメロデスやってます。土着性を持ちながらもキャッチーな耳に残るメロディがgood.
Noumena/Anima
新譜7th。トラが安らかに眠るメランコリックな雰囲気のジャケアートが素敵。女性voパートが増え、スローテンポ中心の展開、ゴシック味が強いです。サウンドプロダクションが2020年の作品とは思えない悪さなのが残念です。
Ajaton...荒涼感のあるヴァースから全盛期InFlames並の叙情メロが最高。
Aeternam/Al Qassam
メロデスバンド新譜。ジャケ超カッコイイ。OrphanedLandを想起させるオリエンタルなメロディにプログレッシブな緩急のある展開、と思ったらOrphanedLandのメンバーがゲスト参加してたりします。メロデスと表現しましたが、ブラストを多様した迫力あるブルデス的アプローチも聴かれます。これでもかと詰め込まれた展開が目まぐるしく高圧力で押し寄せてくるので、聴き終えたあとの疲労感と満足感が高い作品です。
The Bringer of Rain…作中で最もメロデスらしい楽曲。突進力の強いデスパートに円熟味のあるカッコよすぎるサビのクリーンパート、どちらにも濃いメロディが詰め込まれていて中毒性が高いです。アコギを鳴らしながら壮大に高揚していく先人譲りの展開も見事。今年トップクラスのメロデスナンバー。
Teramaze/I Wonder
プログレッシブメタルバンドの新譜。何度かシングルを聴いたことがありましたが、アルバムは多分はつきき。パワーメタルのように力強い歌声とメロディに惹かれます。変拍子を多用し叙情性に富みながらも、正統派な組み立てをしている印象です。美麗メタルが好きな方には今年これ以上無いレベルの作品でしょう。豪州プログの品質は本当に素晴らしい、本当にリスペクトしています。
Sleeping Man...儚さと希望をリアルに表現したようなメロディ。アレンジの質が高く、力強い歌声とともに気分が上がっていきます。
The Unguided/And the Battle Royale
クリーンを交えたモダンメロデス。安定して高品質な楽曲を書き続けているバンドですが、今作はさらにメロディが強化、めちゃくちゃカッコいい。ジャケもやたらモダンらしくなり、洗練された印象を受けます。派手に導入されたキラキラシンセが耳に響く点がややマイナス。
Legendary...ノリノリなシンセと歌メロ、中毒性高いですね。ハイでヘビロテできます。
The Unguided/Father Shadow
新譜。非常に良い感性を持っているフォロワーさんが絶賛してたので、試聴してこれは間違いないと。前作以上にとにかくメロディが強い、バンド一の求心力を持ったアルバムです。全曲ハイクオリティでキャッチーなので、隙あらば聴いてしまいます。サウンドプロダクションも◎。メタル新世代をリードしていってもらいたい存在です。
Crown Prince Syndrome…ミドルテンポにメロディアスに、デスボイスを含む音楽としてここまで聴きやすく仕上げている作曲のセンスが凄い。サビのクリーンでキタ-!ってなれるからすき。
2020/10 買ったCD
10月分、19枚の感想を書いていきます。
Darkwater/Human:★★★☆
プログ・パワーメタルバンドの3rd。クラシックのような広がりのあるサウンドスケープ、流麗なkeyのメロディが美しい、近年のEvergreyを想起させます。知的な展開が光る、北欧美メロをミドルテンポ中心に聴かせてくれるハイクオリティバンド。トータルタイムが76分、冗長感があるのが惜しい。.fav『Alive』
Enslaved/Utgard:★★★★
プログレブラックバンドの15th。今作は長い曲でも6分半、トータル44分と彼らの作品にしてはかなりコンパクトな仕上がり。ダラダラと同じメロディを繰り返すパートが削ぎ落とされ、展開の目まぐるしさが増しています。北欧神話をコンセプトに統一された楽曲・アートワークも良いです。2020年プログレッシブブラックとしてベストアルバムに位置付ける方もいるであろう出来。.fav『Jettegryta』
Finntroll/Vredesvavd:★★★★
フォークメタルバンドの7th。7年振りのフルアルバムとなりました。フォーキーなクサメロと吐き捨て型のデスボが印象的なバンド。今作はよりスケールを増し、荘厳な森林の情景を表現する趣が強くなっています。お祭り感が薄まりカッコよくなりましたね。.fav『Forsen』
Frost/Milliontown:★★★★★
プログロックバンドの1st。新作EPがリリースされたことから知ったバンド。豊かなメロディ、幻想的なノスタルジーに溢れた作品。主張し過ぎず、楽曲に哀愁をもたらすkeyが素晴らしい。知的で、適度にポップで、広い層にウケるであろう質の高さ。展開も技量も申し分無し、哀愁とともに豊かな情景が広がっていく傑作プログレです。.fav『Snowman』
Frost/Falling Satellites:★★★★
3rd。エレクトロニカな要素を強め、よりプログレシッブに、ポップになっています。しかしながら叙情感の弱さや取っ付きにくさを少し感じてしまいました。十分にハイクオリティですが1stを踏まえて考えると不満足感が否めません。.fav『Towerblock』
Moonspell/Memorial:★★★★
ゴシックメタルバンドの7th。聴く度に思いますが、このバンドは世界観の統一が素晴らしい。濃いクリーンと吼えるデスは安定、今作は耽美性と凶暴性が入り交じったかなり派手な内容でOpethに近いですね。荘厳なオケを多用したkeyが緊張感を生み出し、作品全体のクオリティを引き上げています。.fav『Luna』
Mors Principium Est/Seven:★★★★☆
メロデスバンドの7th。楽しみにしてました、コロナ禍で輸入盤の入荷が軒並み遅れている中、先行で国内盤を届けてくれて感謝しかないです。前作はミドルテンポ中心にシンフォニックなアプローチが目立つ賛否両論作(僕はすき)だったわけですが、今作は疾走感のある緩急が強い、従来のファンにも概ね好意的に受け入れられそうな印象です。前作譲りのストリングスも聴かれ、より荘厳なスケールを醸し出しています。安定のハイクオリティにニンマリしていたらラストトラックがMuseのカバーで吹きました。展開・メロディ共に充実しています、個人的最高傑作の5thに肉薄する貫禄の1枚。.fav『My Home,My Grave』
Iamthemorning/Lighthouse:★★★★☆
チェンバープログロックバンドの3rd。「チェンバープログレッシブ」というのは室内楽とプログレを融合させたジャンルなのだそう。女性voとピアノのデュオユニット。ボーカルは美しくも陰りのあるメランコリックな歌声、女性voにやや苦手意識のある自分にも抵抗無く入り込めました。ゲストも豪華、僕が愛してやまないRiversideのマリウスくんもいます。fav曲はそのマリウスのプログ界屈指の歌声を叙情メロディとともに美しい掛け合いで聴かせる佳曲、終盤にこんばんはしてきて見事に美味しいとこ持って行ってます。世界中から高い評価を受けている本作、プログレッシブロックとして面と向かって世界に入り込むもよし、ヒーリングミュージックとして暗い部屋に彩りを付けるもよし、素晴らしい質を持った作品です。.fav『Lighthouse』
Thenighttimeproject/Thenighttimeproject:★★★★
ゴシックロックバンドの1st、廃盤ですが安価で見つけられました。Katatoniaの元メンバーも所属する耽美ダークな音楽性、去年リリースの2ndは年間ベストに選出したほどの傑作でした。ひたすらにメランコリック、脱力系のvoと叙情メロで聴かせる夜の音楽。.fav『Caustic Reflection』
Ihsahn/Losing Altitude:★★★★
新しい音楽を追求し続けるイーサーン様のEP。正直彼の音楽に詳しくないです、Emperorに至っては全くの未聴。MV曲とLeprousのエイナル様に惹かれて購入。グロウルは一切使わず、静の歌モノを一貫させています。美しく、儚い、この作品でしか聴かれないサウンドスケープが広がる秀作。.fav『Spectre at the Feast』
Noumena/Anatomy of Life:★★★★★
メロデスバンドの3rd、界隈ではまあまあ有名なバンドだと思いますがはつきき。1曲目から衝撃、クールな女性ボーカルと唸るような低音グロウル・InFlamesを想起させる叙情メロ…入り組んだ構成では無いですが展開があまりにも美しい。InFlamesに加え、OmniumGatherum,Amorphisに近い印象を受けました。ミドルテンポ中心にクサくて渋い、メロデス分かってるな~!ってバンドに出会えて嬉しいです。最近新譜も出たようで、他作品も少しずつ揃えていきます。.fav『Misanthropolis』
The Ocean/Phanerozoic Ii: Mesozoic - Cenozoic:★★★★☆
プログメタルバンドの8th。ポストメタルをベースに、地球規模の壮大なスケールをコンセプトに作品を生み出すバンド。近作はより幅の広い、プログレッシブなアプローチが増えていますね。今作は5億年前から現代に至る顕生代を描く3部作の2作目、これまでのド派手な演奏はやや抑えられ、ダークな雰囲気が纏います。クオリティはもちろん、今までに無かったブラックメタルの取り込みやオーケストラを用いた演出は圧巻。Youtubeの再生回数を見ても着実にファンを増やしているようで、完全に「大物」と言って差し支えないバンドに成長しています。.fav『Pleistocene』
October Tide/A Thin Shell:★★★★
メロドゥームバンドの3rd。Katatoniaの元メンバーが所属していることもあり、退廃感と耽美な世界観が強い作風。ドロドロとした幽玄さの中に光るメランコリックな北欧メロが素晴らしい。トータルタイム43分とこの手の音楽にしては聴きやすい点も良いですね。.fav『Blackness Devours』
Pain of Salvation/Panther:★★★★★
プログメタルバンドの11th。デジタライズされたサウンドが楽曲に緊張感を生んでいます。フロントマンであるダニエルの自伝と化した本作は繊細で濃密な内容、苦悩や絶望が痛々しいほどに取り憑いています。一周してからというもの日中も頭から離れない先進性と中毒性、聴く度に引き込まれるこれぞプログレッシヴな作品。.fav『Panther』
The Pineapple Thief/Your Wilderness:★★★★☆
プログロックバンドの11th。新譜が素晴らしかったので遡っています。アコギや音の響きに大事にした静側のアプローチが強いように思います。高品質な音楽をスッと違和感無く聴かせるのが本当に上手いバンドだと思います。端正で不思議と浮遊感のあるサウンドが魅力の作品。.fav『In Exile』
Rise to Fall/Defying the Gods:★★★☆
メロデスバンドの2nd。SoilworkやDisarmoniaMundiを想起させるクリーンを交えたモダン系メロデス。耳を惹かれるような革新的な何かがあるわけではないですが、確立された音楽性のクオリティは安定感抜群。モダンメロデスバンド若手筆頭格だと思っています。.fav『Whispers of Hope』
Stone Sour/House of Gold & Bones - part 2:★★★
Slipknotのコリィがフロントマンを務めるロックバンド5th。数年前購入したpart1が気に入っているのでpart2。ダークながら歌モノのノリが強く聴きやすい、理屈抜きで強靭なフィジカルを感じるバンドはダイレクトに響いてきますね。言わずもがなvo.コリィの安定感は凄まじい、流石は現代ヘヴィロックの顔。.fav『Sadist』
The Unguided/Fragile Immortality:★★★
メロデスバンドの2nd。なんとなく存在は知っていましたが、新譜のリリースをきっかけに購入。まず好みとは言えないジャケ、これで9割損してます(これでモダンメロデスやってるの面白すぎる。クリーンを交えたスタイルのメロデス、シンセを煌めかせながら重低音とメロディが高いレベルで纏まっています。全曲にセンスを感じるあたり、似た曲が多いながらも音楽性をはっきりと確立させているのでしょう。個人的にはアルバム単位で聴く作品ではないかなという印象。.fav『Inception』
The Unguided/Lost and Loathing:★★★★
3rd。シンセを使ったモダン質感が増しています。ダンサブルにメロディをしっかり聴かせるパートも増え、より広い層に受け入れられる作品になりました。.fav『King of Clubs』
2020/9 買ったCD
9月分、10枚の感想を書いていきます。
Amon Amarth/Surtur Rising:★★★☆
ヴァイキングメタルバンドの8th。焔の巨人スルト、襲来!という超カッコいい邦題。ジャケからも伝わる楽曲の猛々しさ、高揚感。僕はこのバンドはどれも同じように聴こえてしまいますが、裏を返せば安定してカッコいいですね。.fav『War of the Gods』
Dizzy Mizz Lizzy/Forward in Reverse:★★★☆
オルタナバンドの3rd。活動休止を挟んで20年振りのフルアルバムとなった作品、ベテランですが最近知って好きになりました。3ピースの構成ながら安定感抜群の演奏にキャッチーなメロディセンスが光るバンドです。1st、2ndの哀愁感が温もりに変わったような、元々大人びたバンドでしたがより円熟味が増していますね。.fav『Love at Second Sight』
Karnivool/Themata:★★★★
プログロックバンドの1st。ニューメタル的なうねりのあるオルタナ感、繊細かつダイナミックな演奏が印象的。オーストラリアのバンドですが、中近東風のメロディが聴かれるのも面白いです。変拍子を多用しながらも気持ち悪さのない、美ヘヴィロック。次作2ndも購入済みで素晴らしい出来です。.fav『Themata』
Karnivool/Asymmetry:★★★★
3rd。傑作2ndを経て、さらに深遠な世界観を強めています。終始、力感の無いリラックスした流れで聴いててめっちゃゆとれる。楽曲単体のインパクトというよりはアルバム単位での聴かせ方に優れている作品だと思います。彼らの音楽性における極地の1つが示された作品。.fav『Sky Machine』
Mother of Millions/Artifacts:★★★☆
プログメタルバンドの3rd、はつきき。メランコリックなメロディに憂いのある歌声、センスある構築感、KatatoniaやLeprousを想起させる音像です。一貫されたダークで知的な雰囲気はかなり好みです。新品購入なのにデジパックの角が潰れてておこってます。.fav『Rite』
Parasite Inc./Time Tears Down:★★★★☆
メロデスバンドの1st。ザクザクとしたリフを中心に甘すぎないカッコいいメロディを聴かせてくれるバンド。モダン寄りですが、他のモダンメロデスと比較して地に足が着いている、自分達の音楽への理解度が高いように感じます。1stながら渋いカッコ良さを持ったレベルの高さ、ある程度メロデスへの経験値がある方なら一聴して惹かれるのではと思います。.fav『The Pulse of the Dead』
Parasite Inc./Dead and Alive:★★★☆
2nd。基本的には音楽性は同様。ややキラデス感が増しましたかね、聴覚過敏のせいか好みか判りませんがキラッキラしたkeyが苦手なのです。武骨なカッコよさは減衰してしまいましたが、クオリティには安定感あります。.fav『Once and for All』
The Pineapple Thief/Versions of the Truth:★★★★☆
プログロックバンドの13th。いくつか楽曲を聴いたことはありますが、フィジカルを購入するのは初めて。 PorcupineTreeを髣髴とさせる儚さや暗さがありますね、PTやKingCrimsonでドラムを叩いたギャビンハリソンが在籍しているようです。他作品と比較して(まともに聴けてないですが)、美しいサウンドスケープに加えて重みを感じるリズムワークが入り込んだことで緊張感が増していますね。カッコいいです。.fav『Demons』
Wheel/Moving Backwards:★★★★
プログロックバンドの1st。Toolを想起させるリズム感や歌い回し、数多のフォロワーの中でもクオリティは上位でしょう。平凡なバンドのアルバムの中に入っていたら「おっ!」っと耳を引かれるようなフックのある曲ばかりです。フックが多すぎて逆に埋もれてしまっている印象もあります、アプローチの幅を増やしていけば独自性を持ったかなり面白いバンドになると思います。.fav『Vulters』
Xaon/Solipsis:★★★★
シンフォデスバンドの2nd。壮大なオーケストラを導入した本格的なシンフォックアプローチが印象的。個人的にキラキラとしたシンフォアレンジがやや苦手に感じますがとにかくハイクオリティ。静寂パートを含んだ展開の緩急も巧く、シンフォ系の中でもアルバム通して聴きやすい作り。1stを聴いたときも思いましたが、もっと有名になっていいはず。.fav『Eros』
2020/8 買ったCD
8月分、11枚の感想を書いていきます。
Aether Realm/Tarot:★★★★☆
メロデスバンドの2nd。新譜である3rdから知ったバンド。フォーキーなメロディやキラキラキーボード、これはハイクオリティな北欧バンド…と思いきやなんとアメリカ産。言われてみればクリーンの挿入やカラフルな個々の楽曲に米国感があるかも。そしてクサメロでも飽きにくいプログレッシブな感性を強く感じます。自主制作盤のためサウンドプロダクション面でやや難はありますが、否はそれくらいです。おきにメロデスがまたひとつ増えました。.fav『The Sun, Moon, Star』
Aether Realms/Redneck:★★★★☆
続く3rd。フォーク成分を残しながらもかなりスッキリ、モダン化と言っていい方向に大きく舵を切り、サウンドプロダクションは確実に向上しています。fav曲を含め、より楽曲の個性が強くなったように思います。「キャッチー」「モダン」の一言で片付けるには勿体ないくらいに面白いことやってます、求心力の高い作品です。.fav『Goodbye』
Draconian/A Rose for the Apocalypse:★★★★
ゴシックドゥームバンドの5th。低音グロウルと美しい女声voが織り成す退廃的美しさは貫禄十分。世界観が統一されているだけに非常に安定感がありますね、聴いてきたDraconianの作品の中でも楽曲の充実度は1番かもしれません。特に前半の泣きメロの応酬はスゴイ。.fav『End of the Rope』
Enslaved/E:★★★☆
プログレブラックバンドの14th。今作からkey兼クリーンvoがメンバーチェンジしているようです。keyに違和感は無いのですが、無機質に淡々と歌い上げる前任と比較すると人間味ある抑揚のあるコーラスになりました。個人的には神々しさのあった前任の方が好きですね…。構築感が増し、よりプログレに振った作風となった反面、一撃必殺クリーンvoの威力が弱まったこともあり決め手に欠ける印象。.fav『Storm Son』
Fractal Universe/Rhzomes of Insanity:★★★☆
テクデスバンドの2nd。複雑で機械的な演奏とスペーシーなメロディが浮遊感を生み出す、咆哮には野獣のような迫力があり、野性味あるObscuraといった印象です。緩急の付け方が巧く、アルバム通して聴かせるだけの力が十分にありますし、MetalBladeの有望株として楽しみなバンドです。.fav『Masterpiece's Parallelism』
Gasoline Heart/You Know Who You Are:★★★★★
ロックバンドの1st、はつきき。全く知らないバンドでしたがめちゃくちゃ良いです。正にロックなノリの良い演奏とそこに漂う哀愁が堪らない。1曲1曲が心に刻まれました、大好きです。知名度が低いのは同系統のバンドが多い、目新しさが無いからなのかもしれませんが…でもこれクオリティ文句無しですよ、洋ロック好きなら聴くべし。.fav『Move Along』
Haggard/Eppur Si Muove:★★★★☆
ゴシックメタルバンドの3rd。はつきき。オーケストラ隊含めて17名という、メタルバンドと呼ぶのが躊躇われるスケール。シンフォニックなアプローチをするメタルバンドは数あれど、ここまで本格的なのは初めてです、ちょっと気圧されますね。クオリティはホンモノ、デスボとフィメールボイスが作り出す美と酷の対比は見事ですし、ギターはリフに徹することで荘厳なストリングスによる素晴らしいメロディをより際立たせています。なかなか敷居が高いように感じますが、本格派ゴシック・シンフォデスとして最高峰の作品ではないでしょうか。.fav『per aspera ad astra』
Haken/Virus:★★★★★
プログメタルバンドの6th。全てがfav曲に選べる程に個々の楽曲が光っています、素晴らしい。5章17分に渡る終盤の組曲「Messiah Complex」は過去曲のフレーズや他ジャンルを取り入れた円熟味と緊張感のある構成になっています。安定感抜群のテクニカルな演奏と朗々とした歌声、プログメタル界のトップクラスとして多くのフォロワーを持つHakenのある確かな実力を見せつけた傑作。.fav『Canary Yellow』
Hanging Garden/Into that Good Night:★★★★☆
ゴシックドゥームバンドの5th、はつきき。デスボを中心にクリーンを織り交ぜる、陰鬱ながら耽美な美しい側面を感じる音楽性。めちゃくちゃ良いですね、星空を眺めながら聴いたら最高に浸れそう。アートワークもぴったり、ジャケット見てポチッたくらいには気に入ってます。篭ったような音作りが気になりました、前作までと同じ作りをしているのか分かりませんが、作風を考えてももっとクリアな方が嬉しいですぼくは。
.fav『Of Love and Curses』
Moonspell/1755:★★★★
ゴシックメタルバンドの11th。1755年のリスボン地震をコンセプトにしたアルバムということで全編に渡ってポルトガル語、エキゾチックなメロディや大仰なコーラスが多いですね。ゴシック強めな渋い作品も好きですが、荘厳でメロディの主張が強い、分かりやすくカッコイイシンフォニックデスをやっている今作もかなり良いです。.fav『Ruinas』
Soilwork/The Ride Majestic:★★★★☆
エクストリームメタルバンドの10th。コレ良いですね。次々と新しい激烈な展開を紡いでいく情報量の多さ、ブラストを含んだエクストリームな音を鳴らしながらも円熟味ある聴きやすさを持っています。Soilworkの作品は大体揃えていますが、コレか新譜が1番だと思います。ここに来て二次全盛期迎えてるのスゲーなあ。.fav『The Ride Majestic』
剣盾S9使用構築 最終1973 421位 最高2020
ワワワー、すーさーです。2桁順位を目標にポケモン頑張っていました。結果としては満足いくものでは無いですが、一応レート2000には最低限乗せたということで自分用に簡易記録を残しておきます。
(レンタル削除済
呑気HBポリ2
陽気ASエスバ
図太HBcジバコ
陽気HBsドラパ
意地ASミミ
意地ASラオス
前期と同じスカーフ水ラオス軸、同じ並びを使用
変更点としては
・ミミッキュ@アッキ→珠 この枠は初手からの強引な崩しや終盤のスイープ、キッスへの切り返しの役割を持たせているために珠が適していると判断。準速でもギャラキッスを抜いていること、最速ミミッキュの少なさから意地っ張り個体を使用
・エースバーン@襷→ラム 襷で出せる場面が少なく、アッキ以外のカバに勝てる型に変更。s9はあまりにもアッキ型が多くほぼ出していない。それでも選出画面でのエスバの有無で相手の選出や立ち回りが大きく変わる(処理ルートが限られている)強みを感じながら置き続けた
・ポリゴン2 両刀型→スピスワ型 s8の反省点の1つとしてダイマの切った後のキッスへの切り返し手段に乏しかったことからのスピードスワップ。この型が増えすぎたせいかキッスの被選出率は明らかに少なかった。ほぼ置物だったが霊の一貫を切る意味でも重要な枠
最高レートのスクショデスー
2020/7 買ったCD
7月分、11枚の感想を書いていきます。暑いですね、ヘッドホンに中々手が伸びません。
About:Blank/Anthology of a Cave:★★★★☆
プログロックバンドの2nd、はつきき。PorcupineTree meets Tool,マジで良いです。儚さや暗さの内に秘めた熱気を感じて、言葉で表現するとSoenとかにも近い気がしますね。自分の本質的にはこういう音楽が好きなんだろうなと。.fav『Orpheo』
Black Sun Aeon/Routa:★★★☆
メロデスバンドの3rd。現在はWolfheartで活躍中のトーマスによるプロジェクトバンド。彼のプロジェクトの中でも陰鬱系ドゥーム、フィンランドへのノスタルジアを感じる音楽性が特徴的です。2枚組79分というトータルタイムでキャッチーなパートも少ないのでちょっと聴き通すのが大変です。.fav『Cold』
Enslaved/In Times:★★★★☆
プログブラックバンドの13th。このバンドは、ダラっとした展開から冗長扱いになるギリギリのところで落とし込まれるキャッチーなクリーンvoを絶妙なバランスで聴かせる巧さが最大の魅力だと思っています。複雑なアップダウンを繰り返したのちに行き着く歌唱パートの美しさは神懸かってますね。個人的にはこの前作にあたる『Riitiir』が最高傑作ですが、今作も期待値以上の素晴らしい出来でした。.fav 『Building with Fire』
Finntroll/Nattfodd:★★★☆
フォークブラックバンドの2nd,はつきき。あまりにもクサすぎるフォーキッシュなメロディを前面に押し出し、ポルカメタルとも評されるバンド。アップテンポでわちゃわちゃお祭り騒ぎな曲も面白いですが、ミドル・スローで神秘的な樹林を想起させる楽曲に僕は魅力を感じました。.fav『Nattfold』
Finntroll/Ur Jordens Djup:★★★☆
4th。よりシンフォニック感を強め、スケールが増したように感じます。わちゃわちゃお祭り感が薄れて聴きやすくなったのでは。インパクトは2ndに劣りますが、ストレートにカッコ良さを追求してスケールが増しています。.fav『Nedgang』
Moonspell/Irreligious:★★★
ゴシックメタルバンドの2nd。朗々としたクリーンと迫力のあるデスボを持つvoが結構好みでリリース順飛び飛びですが聴いています。初期作の立ち位置になりますが、この頃から荘厳ゴシックを確立させています。.fav『Opium』
Moonspell/Darkness and Hope:★★★☆
5th。ダークで味わい深い渋みのある音作りが素晴らしい。完全に世界観を作り上げていますね。.fav『Nocturna』
Rivers of Nihil/Where Owls Know My Name:★★★★★
プログデスバンドの3rd。絶賛の声が多く気になってはいましたが、おぞましジャケも含めて漠然とした苦手意識から聴くには至らず。今回、ふと思い出して買ってみたところ空いた口が塞がらなくなりました。無機質で残虐なデスパートからサックスを取り入れた幻想的なサウンドスケープまでを持つ暴れ様。テクデスの経験値が低い僕でも雰囲気で聴き通せてしまう緩急の巧さを強く感じます。表現し尽くせない化け物です。.fav『Where Owls Know My』
Subsignal/Paraiso:★★★★☆
ハードプログレバンドの3rd。最新作である5thが本当に素晴らしい作品で好きなバンド。キャッチーなメロディに複雑すぎない展開、作品全体に纏う薄暗さ、全ての要素が行き過ぎずちょうど良いんですよね。プログレを全く聴かない層にも玄人にも広く受け入れられそうな美しい楽曲揃いです。.fav『Paraiso』
Subsignal/The Beacons of Somewhere Sometime:★★★★☆
4th。メタル色はやや薄まり清涼な空気感を意識したような作風。輪郭がぼやけた分スルメ盤な気がしています、前作に引けを取らないレベルにあることは間違いありません。アルバムを通して主題のメロディが繰り返されたり、後半が4曲23分の展開が入り組んだ組曲になっていたりとプログレッシブを強く感じさせる作品、まだまだ聴き込みが足りてない自覚があります。やっぱりこのバンドはいいツボ付いてきますね、美しくもゆっくりと気持ちを落ち着かせてくれる暗さの塩梅が最高です。.fav『Ashes of Summer』
Sylosis/Cycle of Suffering:★★★★
メタルコアバンドの5th。活動休止を挟んで復活作となった5th。前作はデスドゥーム・プログレを織り交ぜたSylosisにしか創り出せない、新しいメタルコアの可能性を見い出しうる傑作だったと個人的には思っています。そして今作、今まで以上にメタルコアに寄せたタイトでアグレッシブなプレイが目立ちます。他ジャンルを取り込みながら一筋縄ではいかないこのバンドらしさもしっかりと聴ける、これまでの集大成的位置にある作品と感じています。.fav『I Sever』
剣盾S8使用構築 最終2101 115位
コニチワー、すーさーです。
2シーズン前くらいからこっそりと本腰を入れてポレートに勤しんでいました。今シーズン、6世代S17以来4年振り(←サボり過ぎ)となる2100に乗せられたということでそれなりの達成感を持って終えることができ嬉しく思います。さっそく、
構築
(レンタル削除済
エースバーンが躍動する環境、上から高火力の水技である水流連打を叩き込むスカーフ連撃ウーラオスの性能に惚れたことから彼を軸とした構築になっている。選出画面で型の見分けが付かないというウーラオスの特性(?)を出来る限り生かすため、一撃の型では五分以上だが連撃の型では不利を取るゴリランダー・ドラパルトの2体に対し、一方的に不利を取ることがないポケモンでウーラオスの周りを固めることで選出を抑えることにした。これが生きたかは相手次第な所ではあるが確実に被選出は少なかった。特にゴリランダーの被選出は全173試合中5未満という体感。ウーラオス・ジバコイル・ドラパルトの軸選出+ミミッキュの4体の形はある程度仕上がっていたが、@2枠に関しては最終日まで変更を繰り返している。
採用順での個体詳細
@スカーフ ふかしのこぶし ※非キョダイ
175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
A : 水流連打で無振りダイマエースバーン24%、珠ダメ込78.2%
水流連打/インファイト/雷パンチ/蜻蛉返り
本構築の軸、初手に出して奇襲・蜻蛉返りで様子見。終盤にスイープしていく展開が予測できる試合ではスカーフが透ける蜻蛉返りを安易に打たないことを心掛けていた。キョダイレンゲキより雨を振らせて火力補強した方が生きる場面が多いと判断して非キョダイ個体、雨のお陰でミミッキュがキョダイカキュウを耐えたりして地味に偉かった。意地っ張りなのは相手エースバーンのキョダイカキュウ→死に出しで上から叩いて切り返す動きを想定して落とす確立を少しでも上げるため。キョダイカキュウを誘うミミッキュ・ジバコイルとの縦の相性が良い。スカーフ持ちのロトムやドリュウズ、ヒヒダルマ辺りに抜かれるの致命的だな~って言いながら使い続けた。だってA200かっこいいじゃん
@食べ残し すり抜け
193(236)-x-119(188)-120-95-190(84)
HP : 16n+1最大値 B : 172(252)ドラパルトのドラゴンアロー93.75%耐え S : インテレオン+1
祟り目/鬼火/電磁波/身代わり
テンプレドラパ。現環境で弱いのではと不安に感じながらもウーラオスがミラーやゴリランダーと対面した時の引き先として採用。終盤のトゲキッスの増加により選出数は下がったが、それでもやはり広範囲に仕事ができる優等生であった。
@弱点保険 アナライズ
177(252)-x-177(204)-157(52)-110-80
C : アナライズ込みダイサンダーで無振りエースバーン確定
十万ボルト/ラスターカノン/ボディプレス/鉄壁
脅威の対面性能×弱点保険で多くのイージーウィンを生んだMVP。相手の裏に強力な特殊アタッカーがいなければ、雑にダイマを切ってダイスチルで圧力を掛けながら要塞化することができる。ポリゴン2やパッチラゴンに対する引き先としても重要な役割を持っていた。ポリゴン2のC特化+1トライアタックで3割入るためSに振ろうかとも考えてアナライズとの兼ね合いも含めて様々なパターンを想定した結果、わからん。
@アッキの実 化けの皮
135(36)-156(236)-122(172)-x-126(4)-124(60)
↑1B : 194(+252)珠ギャラドスのダイストリーム+皮ダメを93.7%で耐え S : 最速60族抜き
じゃれつく/ドレインパンチ/影打ち/剣の舞
キョダイ御三家解禁により減少傾向らしいが外す選択肢は無かった。今期の最強ポケモンであったトゲキッスのダイマターンを誤魔化しながら剣舞を積めるミミッキュが弱いわけがない。とはいえ数値の高いポケモンではないので、終盤頼りすぎて弱い所をカバー出来ていなかった点は反省。珠エースバーンのキョダイカキュウを↑1B状態でも耐えられずに落とした試合が最終日だけで3つ以上あったためAを削って耐久に回すべき。
@気合の襷 リベロ ※キョダイ
151-168(252)-95-x-96(4)-188(252)
アイアンヘッド/飛び膝蹴り/不意打ち/カウンター
対面選出の襷枠。キョダイ個体にするだけで勝手に炎技を警戒してくれるためスープ飲ませ得。終盤は出せないことが多く、腐り気味ではあったが選出画面で圧力を掛けるだけのパワーを持っているため一番上に配置していた。相手視点ではウーラオスが襷に見えるはず。
@進化の輝石 ダウンロード
191(252)-104(28)-132(172)-146(60)-116(4)-72
↑1A : 無振りエースバーンをダイアタック+珠ダメで93.8%突破 B : 162(252)珠エースバーンの飛び膝蹴り93.7%で耐え ↑1C : ダイアイスで215(252)-93(4)カバルドンを確1
破壊光線/放電/冷凍ビーム/ギガインパクト
霊の一貫切り&初手ダイマ要員。標準的なHC型を使用していたがDL対策されきっている環境、ダイマを切っても瞑想の起点にされるような惨状だったためギガインパクトを持つ両刀型へ進化。対受けルの駒としてもまず読まれることが無く優秀だった。
レート・順位
TN Riverside 110勝63負 最終2101 115位
メインとしているすーさーromの最高は2099だった。上のレート1を分けたら実質2rom21だねえ()
反省点
ウーラオスがトゲキッスと対面した時に安定して引けるのがジバコイルのみ。そのジバコイルもダイマを切らないと打ち勝てない、相手にダイマ権を残した状態で引かれてしまうと裏次第で負け確になる。
ポリゴン2ミラーの弱さ。再生が無いため粘れない、広範囲に役割を持つ技構成は優秀だがTODをしたい場面も少なからずあった。C上昇を引いてダイアタックで突破するしか勝ち目がないため選出時点で一か八かという状況がある。