2020/6 買ったCD
6月分、8枚の感想を書いていきます。絞った。
Caligula's Horse/Rise Radiant:★★★★★
5th. 新譜
メロディアスでドラマチックでダイナミックでエモーショナルでビューティフルで、、高いハードルを超えてきた凄まじい作品。今年ベストどころか歴代のトップに比類する素晴らしい出来です。プログメタルというジャンルでありながら、聴きやすく練磨された質の高い楽曲群はジャンルの壁を超えて広い層に愛されるべき、そうなって欲しい…神盤です。
.fav『Autumn』
Dawn of Ouroboros/The Art of Morphology:★★★★
プログデスバンドの1st。アトモスフェリックデス系統のバンドをdigって見つけました。
クリーンと絶叫系のデスボを使い分ける女性vo。クリーンの比率は低く、嬢メタルにありがちなイヤらしさを感じないのは好感。幻想的なシンセを絡めた浮遊感がありながらも、アメリカ産らしい硬質な音作りですね。顔面持ってかれてるジャケも素敵、年間ベストに入ってきてもおかしくない出来です。
.fav『Lunar Cathexis』
Nothgard/Age of Pandra:★★★
メロデスバンドの2nd。はつきき
キラキラkeyを絡めたシンフォニックなメロデス、言ってしまえばチルボド系ですね。ストレートに疾走しながらカッコよメロディを弾き倒してくれる良いバンドだと思います。
.fav『In Blood Remained』
Nothgard/The Sinner's Sake:★★★
3rd.
ミドルテンポの貫禄ある楽曲が増えたように感じます。基軸は変わらず。
.fav『Death Unites』
On Thorns I Lay/Threnos:★★★☆
ゴシックドゥームバンドの 。はつきき
スローテンポに鬱くしいメロディとグロウルが乗る正統派なカンジ。MyDyingBrideを彷彿とさせます。どっしりと構えた質を高い楽曲が揃っていますが、ややバラエティに欠けます。幅を期待すること自体間違いだと思うので、とことんゴシックドゥームが好きなマニア向けという印象です。
.fav『Cosmic Silence』
Piah Mater/The Wandering Daughter:★★★☆
プログデスバンドの2nd。はつきき
Opethです。静と動を行き来する展開、先の読めない楽曲構築は完全にソレ。ブラストやトレモロのブラックメタル由来なブルータルな側面も持ってたりしますね。質の面では伸び代を強く感じますが、この手のプログデスの好む人種ならオッと耳を引かれること間違いなし。
.fav『The Sky is Our Shelter』
Sentenced/Down:★★★☆
ゴシックメタルバンドの4th。
voが交代し、それまでのメロデス路線からゴシックを強めたノーザンメランコリックメタルへの過渡となる作品。ドラマ性では他作品に劣るように感じますが、不思議と惹かれる哀愁を持った良作。
.fav『Crumbling Down』
Sojourner/Premonitions:★★★★
フォークブラックバンドの3rd。
先行で公開されたシングルがかなり垢抜けていて期待していました。実際、かなり音の輪郭が分かりやすくなり、女性voの割合が増えたことで聴きやすくなったんじゃないですかね。悪くないです、良いです…が聴いていてどうも前作の大自然的荘厳さが恋しい。。好みだとは思いますが、このバンドでのフィメールボイスは安い装飾感を強くさせる(洗練されすぎる)要素になるので僕はNO寄りです。
.fav『The Deluge』
2020/5 買ったCD
5月分、22枚の感想を書いていきます。
数が多くて更新が滞っています。あまり聴きすぎると頭バグるんで少し抑えたい、
Between the Buried and Me/Colors:★★★☆
他ジャンルを組み込み、これでもかと大きく起承転結を表現するカオスな作品。統一感のある音楽を好むためカオスティックと呼ばれる音楽は苦手ですが、ここまでやられてしまうと逆に統一感あります。ぼんやり聴いている間はハチャメチャな印象でしたが、集中すると複雑な要素が高いレベルで纏まっていることが分かります。今月は聴く時間があまり取れず、今後評価が上がりそうな作品です。
.fav『Ants of the Sky』
Between the Buried and Me/Automata I & II:★★★★☆
8th。IとIIは別売りになっていますが同時購入しました。完全に1つの作品なので2枚組にしてほしかったですね。
5thとしか比較できませんが、仰天な展開が減りクリーンが増えたために格段に聴きやすくなっています。メロディアスで浮遊感のある楽曲群は非常に魅力的に感じます。カオスティックなアイデンティティを持ちながら円熟味を含んだ素晴らしい作品です。
.fav『The Proverbial Bellow』
Caligula's Horse/Bloom:★★★★★
プログメタルバンドの3rd。
この作品から楽曲のドラマ性が大きく高まった印象です。ジャケの通り春の花園の光景をイメージさせるような美しい楽曲がズラリ、でありながらメタルサウンドを保っているのが本当に凄い。 4thで1時間越えの大作を作り上げるだけに45分のトータルタイムは物足りなさを感じてしまいますが、それもクオリティの高さ故。
.fav『Firelight』
Dizzy Mizz Lizzy/Dizzy Mizz Lizzy:★★★☆
オルタナロックバンドの1st。新譜を聴いて気に入ったバンドです。
非常に聴きやすい楽曲が揃っているんですが、変拍子でのフックが効いていて単調にならない、広い層に受けそうな印象を受けました。25年以上前の作品ですが古臭い印象も無く、1stにして落ち着いていて3ピースとは思えない貫禄を感じます。
.fav『Love is a Loser's Game』
Dizzy Mizz Lizzy/Rotator:★★★★
2nd.
評価の高い1stより好みです。耳を引く凝った展開が増えています。メロディはセンスを感じさせますね、安定しています。
.fav『11:07 PM』
Immortal Souls/Ice Upon the Night:★★★☆
メロデスバンドの2nd。はつきき
一聴して分かるフィンランドらしい芋っぽさ溢れるバンド。アップテンポ中心になかなかに良いメロディを聴かせてくれる良質メロデスバンドです。
.fav『Man of Sorrow』
Immortal Souls/Wintereich:★★★★
3rd。これ、メロデスオタクが名盤として紹介してるのをよく見るので気になってました。
気持ちの良いアップテンポに乗せた扇情性を高めたメロディが素晴らしいです。クリーンも多用はせず、良い緩急が出来ています。一部のメロデサーにとってはこれ以上無いほどのアルバムであることも頷けます。
.fav『Color of My Sky』
Immortal Souls/IV: The Requiem for The Art of Death:★★★★☆
4th.
土着性を持ちながらも端正な方向にクオリティを上げてきました。スローテンポも含んで緩急を付けながらしっかりと叙情メロを聴かせる好みメロデスデス。前作もそうですが、往年のメロデス名盤と肩を並べる素晴らしい作品です。
.fav『Nuclear Winter』
In Mourning/Monolith:★★★★
プログデスバンドの2nd。
土着性、モダニズム、インテリジェンス、多要素を纏め上げる非常に独自性のあるハイセンスバンドだと思います。Opethと並べられがちですが、より現代風なリズムやグルーヴで聴かせる要素が多いです。アグレッシブで複雑、でもメランコリーなキメラ作。
.fav『The Smoke』
In Mourning/Aftergrow:★★★★
4th。
ポストドゥームを彷彿とさせるどっしりと構えた楽曲群、サウンドプロダクションが低音強めでやや篭り気味なのは意図的でしょうね。このバンドの中でもシブい出来だと思います、聴かせ方が一貫していますし煽情性の高いメロディは安定感があるので僕は結構楽しめています。
.fav『Below Rise to the Above』
Karnivool/Sound Awake:★★★★☆
プログロックバンドの2nd。Toolフォロワー筆頭格として名の挙がるバンドです。
ダークでビューティフルでダイナミックでエモーショナル。フック満載の変拍子、歌モノ寄りでTool以上に好みです。緩急のある曲構成も素晴らしい。力強くも流麗なメロディの求心力が強く、広い層に受けそうなプログレ作品。
.fav『New Day』
Katatonia/City Burials:★★★★☆
ゴシックメタルバンドの11th。新譜、発送から2ヶ月くらい行方不明でした。
前作で1つの到達点と言える円熟味溢れる神盤を完成させた彼ら、活動休止を挟んで4年振りにリリースされた今作でも変化が見られます。本来のメランコリズムに都会的な雰囲気が混ざり合った、Katatonia史上最も「格好良い」作品だと思います。プログレッシブなアプローチを感じさせながらも4,5分のコンパクトな楽曲が多い印象です。Katatoniaはどう変化してもカッコイイ、来日して!!
.fav『The Winter of Our Passing』
Paradise Lost/Obsidian:★★★★☆
ゴシックメタルバンドの16th。大重鎮の新譜!
リリース前からリード曲・ジャケの耽美性溢れる雰囲気に高い期待を持たずにはいられませんでした。近年のドゥーム路線から、初期のゴシックロックなアプローチまでも網羅した「これを待ってたんだよ!!!」な作品。スケールを増した作風でありながら今までと変わらない45分というトータルタイムがやや物足りなさを感じてしまいます。国内盤でボートラが付かなかったのも初めてじゃないでしょうか、来日公演が遠のいているように感じてかなsi
.fav『Fall From Grace』
Periphery/Periphery II:★★★
Djentバンドの2nd。
咆哮とエモいクリーンがカッコいい、歌モノ寄りですね。アルバム通して聴くにはやや食傷気味でしょうか、楽曲自体は良いものが多いだけにこれが別ジャンルだったら~と考えてしまうあたりDjent向いてないんでしょうね…
.fav『Facepalm Mute』
Porcupine Tree/Lightbulb Sun:★★★★☆
プログロックバンドの6th。
5thからさらに歌モノ路線が強化された印象。人気のある次作、「In Absentia」から1歩引いた落ち着きのあるインテリジェンスを感じる雰囲気。ポキュパ作品の中でもトップクラスに気に入っています。
.fav『Shesmovedon』
Sojourner/The Shadow Road:★★★★☆
フォークブラックバンドの2nd。はつきき
メロデス的な土着性溢れる叙情メロ、シンセや女性vo等による幻想的なサウンドスケープが魅力です。アトモスフェリックな空気感も強く、吐き捨てるブラック系デスボをも溶け込ませ美しく纏め上げるセンスには脱帽です。この手のアンビエントなブラックはジャケも素晴らしく、ずっと気になっていたジャンルなのでので今後もdigっていきたいです。3rdが今月リリースされました、ウイルスの影響で新譜の到着が軒並み遅れてますね...
.fav『Titan』
Tesseract/Altered State:★★★★
Djentバンドの2nd。
透明感を持った広がりのある音、エモーショナルでありながらチャラさの無いアーティスティックな感性を持っています。4部構成でアルバムとして非常に聴きやすいです。
.fav『Nocturne』
Toe/About My Idea Plot on a Vague Anxiety:★★★★
ポストロックバンドの1st。ふとyoutubeで耳にして心奪われました。
オールインストとなっていますが十分なほど楽曲に色付けがなされています。美しいメロディを奏でるギター、音の隙間を埋めるベース、手数の多い聞き惚れてしまうドラミング。日本のバンドと知って嬉しくなりました。
.fav『向こう岸が視る夢』
Toe/New Sentimentality:★★★☆
続くEP。
4曲入20分です。基本的に音楽性は変わりませんが、ラストを飾るfav曲は初の歌モノ曲となっています。EPながら十分に起伏のある聴き応えのある内容。
.fav『グッドバイ』
Trivium/Catastrophist:★★★★
メタルコアバンドの9th。
前作は円熟味さえ感じられた最高傑作でした。今作、これまでの軌跡を辿るようなタイトでメロディアスな非常にTriviumらしい作品です。これまで、(良い意味で)期待を裏切る作品を出してきた彼らなので「らしさ」には逆に驚きました。
.fav『What the Dead Men Say』
Unprocecced/Covenant:★★★
I
Djentバンドの3rd。アンプロセスト。
いかにもイマドキDjentといった趣のメタル。チャラさと過剰な変拍子がアルバム通して聴くには弊害に感じますが素直にカッコいいと感じる質の高い作品です。
.fav『Haven』
Unprocessed/Artificial Void:★★★☆
4th.
さらに楽曲の質を上げた日本デビュー作。アプローチが似たり寄ったりな気もしますが、好きな人にはこれ以上無いほどに素晴らしいアルバムだと思います。
.fav『Abandoned』
剣盾S6使用構築 最終2023 297位
ども、すーさーです。ポケモンホームでのレート公開もあり、久々にランクマに本腰を入れて潜りました。結果としてはまだまだのものですし、軽く書いていきます。
非常に強力な対面構築であるホルラプミミを軸とし、欠伸展開に強いエースバーン、ラス1の詰めや受け構築にTODを狙えるエルフーン、補完としてアーマーガアを採用した。
(レンタル削除済
ホルード@襷 意地AS
地震/岩封/炎拳/石火 : 行動保証と高火力から広い相手と打ち合える襷ポケ
ミミッキュ@アッキ 意地hAb
霊爪/ドンチ/影打/剣舞 : 流行りポケ、後述のラプラスの壁展開との相性が非常に良い
エルフーン@残飯 図太HB
ムンフォ/宿木/身代/守 : 見せポケ、壁展開から宿身守を決めたかったが最終日は出すことが無かった。ミミと並べることによって初手ダイマを警戒させることができる
エースバーン@ラム 陽気has
火炎玉/不意/ビルド/身代 : 環境メタポケ、欠伸カビを起点にしたりミミドラパと打ち合ったり。ラプラスが降らす雨とのシナジーが悪いのが難しい
アーマーガア@弱保 慎重Hds
ブレバ/ビルド/挑発/羽 : 補完ポケ、ほぼ見せ枠だが出した時は活躍してくれた
ラプラス@粘土 控CS
泡沫/フリドラ/雷/零度 : 最強ポケ、壁による高い対面性能を誇るだけでなく、粘土によって裏の対面性能をも引き上げる。高レート帯では上手く受け回されるので安易なダイマは控えた
オワリデス
54-16 最終2023
勝率77%とまずまずの内容で終わることが出来ました。2100に暫く乗れていないのでとりあえずそこを目標にやっていきます。
2020/4 買ったCD
4月分、15枚の感想を書いていきます。
今回から作品につける評価を変えてみました。新年度ですし
Amesoeurs/Amesoeurs:★★★☆
ポストブラックバンドの1st。
アメスール、Alcestのフロントマンによる別プロジェクトです。基本的な音楽性は近いですが、Amesoeursは幻想感を抑えたミドル・アップテンポ多めのバンドサウンド。曇り空のようなどんよりとした空気感を持っています。アンニュイな雰囲気の女性voの存在も大きいですね。
.fav『Recuillement』
Amon Amarth/Deceiver of the Gods:★★★
ヴァイキングメタルバンドの9th。有名バンドですがフィジカルを買うのは初めてです。
ミドルテンポでどっしりと構えた武骨な楽曲が多い印象。メロディアスでありながら渋さがあります。1曲目のfav曲が凄すぎるだけにそれ以降のダレが否めなかったです。
.fav『Deceiver of the Gods』
Caligura's Horse/Moments From Ephemeral City:★★★★
プログメタルバンドの1st。
最近の新曲を聴いてドハマりした最熱バンド。個人的に豪州のバンドは多要素を纏め上げるバランス感覚に優れているように思っていて好きなバンドが多いです。初期はToolに代表されるダークプログレ系統から影響が強いようですが、陽の光も感じる、ジャケットの通りカラフルな作品。楽曲に溶け込んでいない浮いているパートもありますが、1stにして非常にアーティスティックで技量も文句なしです。
.fav『Silence』
Caligula's Horse/In Contact:★★★★★
4th。ほしいつつ!
カラフルでダイナミックな作品。高い技術から紡がれる起伏のあるドラマチックな楽曲1つ1つに僕がプログメタルに求めていたモノが詰まっています。最高です。5月リリースの新譜はこれを超える作品になりそうですね。
.fav『The Hands are the Hardest』
The Foreshadowing/Second World:★★★
ゴシックメタルバンドの3rd。はつきき
男性voでしっとりと歌い上げる本来のゴシックを追求した音楽性。ムード重視で派手さも控えめなので求心力は弱め。ゴシックバンドのvoとしては満点に近い艶のある上手さに聞き惚れます。起伏に乏しいのでやや飽きを感じるのが難点。
.fav『Ground Zero』
The Foreshadowing/Seven Heads ten Horns:★★★☆
4th.
よりメロディアスに、曲展開もメリハリが大きくなり聴きやすくなりました。アプローチの幅が広がったようにも感じますが、ダークで耽美な音楽性は貫禄を感じるほどに安定しています。
.fav『Lost Soldiers』
Heaven Shall Burn/Iconoclast:★★★☆
メタルコアバンドの5th。
ブルータルなリフと甘すぎない叙情メロの対比。 不変のスタイルでカッコイイ。
.fav『A Dying Ember』
Muse/Simulation Theory:★★☆
オルタナロックバンドの8th。
シンセをより多様したモダンエレクトロな作品。このご時世を意識してシングルを組み合わせて作られたようで、3,4分の短い曲で固められています。ポップさでいえば統一感はありますが、ドラマ性は無いため、アルバムで聴くことにはやや疑問の残る作品です。
.fav『Thought Contagion』
Mutiny Within/Mutiny Within:★★★★
メロディックメタルの1st。はつきき
中古で安かったので買ってみたんですが当たりでした。爽やかなメロディセンス、伸びのあるハイトーンは一級品。デスボイス、テンポチェンジや変拍子を溶け込ませるプログレッシブな側面も見られます。他のアルバムはフィジカルが流通してないようですが聴いておきたいですね。
.fav『Images』
Novembre/Materia:★★★☆
ゴシックメタルバンドの5th。
デスボイスを織り交ぜたプログレッシブな展開、アトモスフェリックな要素を持ったアート志向の強いバンドです。長尺で倦怠感のあるムードが強いので、身構えて聴くと微妙に感じてしまいます。鬱くしさにゆったりと浸かれる作品。
.fav『Aquamarin』
Novembre/Ursa:★★★★
7th。
より一層浮遊感が強まっており、Alcestを聴いていると錯覚するほど。倦怠感のあるクリーンと吐血しているようなデス、同じ人間が発しているとは思えない豹変ぶり、vo。クマとおっぱいが可愛らしいジャケもグッド。
.fav『Ursa』
Swallow the Sun/Emarald Forest and the Blackbird:★★★☆
メロドゥームバンドの5th。これでSTS全作揃いました。
非メタルサウンドなメランコリックなアプローチが目立ちます。Nightwishのvoをゲスト招いたこともありゴシカル強めですね。...難しいです、個人的にこのSTSはメタルを押し出さないと、メランコリックが行き過ぎて冗長になってしまう印象があります。北欧的美メロも他作と比較すると弱く感じました。悪く書きましたが貫禄たっぷりの一枚、なんだかんだで好きです。
.fav『Of Death and Corruption』
Tool/Aenima:★★★★
プログメタルバンドの2nd。
のちのプログレッシブ系バンドに多大な影響を及ぼしたバンド。この2ndが出世作らしい。ダウナーな雰囲気を常に纏いながらもどこかクセになるフックを多く含んでいるのが特徴です。のめり込めないパートもありますが、それくらい想像外の近寄りがたいような空間が77分のトータルタイムの中に広がっています。
.fav『Forty Six & 2』
Trivium/Ember to Inferno:★★★
メタルコアバンドの1st。
今やこのジャンルを代表するビックバンド。1stから国内盤が出たりと注目されていたようです。音質の悪さやクリーンパートの弱さなどのマイナス点を差し引いても、1stにして有望株として十分良作と言えます。
.fav『Ember to Inferno』
The Wake/Death-A-Holic:★★
メロデスバンドの2nd。はつきき
イエテボリメロデスを継承したスタイル。メロディは充実していますし、デスラッシュのように武骨に突進していく聴きごたえもあります。好きな人にはたまらないでしょうが、トータルタイム40分の中で楽曲が似たり寄ったりなのでややお疲れ。オアシスのような中盤のインストが名曲に聞こえます。
.fav『Rejected』
2020/3 買ったCD
3月分、21枚の感想を書いていきます。
Alcest/Souvenirs d'un autre monde:86
ポストブラックバンドの1st。
轟音トレモロに囁きクリーンボイスを乗せた癒し系。ノイジーなギター音が鳴っているのに心が落ち着いていく不思議な世界観です。メタルとしての構築感は薄く、お昼寝できそうなヒーリングミュージック的質感です。
.fav『Souvenir d'un autre monde』
Altesia/Paragon Circus:95
プログメタルバンドの1st。
これはヤバイです。Hakenの構築感とOpethのゆとりのある静パートやダークな世界観を掛け合わせたようなバンド。voもその2バンドに近い声質ですね。バイオリンやサックスも聴かれますが大層にはならず、挿入にも巧さを感じます。ジャケはKatatoniaっぽくて厨二心擽られます。プログメタルの1stとして間違いなくトップクラスのクオリティでしょう。
fav.『Cassandra's Prophecy』
Charon/The Dying Daylight:86
ゴシックメタルバンドの4th。はつきき
ParadiseLostやSentencedを想起させるような男性voの渋カッコいいゴシックになっています。このジャンルにしてはメロディアスに弾かれるギターも耳を引かれます。Travisのアートワークもいいすね。楽曲は良いものが揃っていると思いますが、他のバンドでも聴けそうなものが多く、やや単調な印象なのが惜しいです。
.fav『Every Failure』
Charon/Songs for the Sinners:87
続く5th。
方向性に変化は無いためどこが変わったというのは表現しづらいですが、楽曲そのもののクオリティは向上しています。しかし残念ながらこのアルバムを最後に解散してしまいました。今作のサウンドの説得力の高さにはそういった背景も込められているように思えてしまいます。
.fav『Colder』
Dizzy Mizz Lizzy/Alter Echo:92
ハードロックバンドの4th。はつきき
バンド名カッコいいですね。名前も含めて全くの初見だったんですが、シンプルで惹かれる音・美しいハイトーンに一聴き惚れしました。適材適所な各曲が映える構成、♯6~10はAmeliaというタイトルを冠した組曲となっていて構築感も抜群です。4thなのに結成32年(活動休止期間含)のベテランでびっくりしました。古臭くないベテランバンド、尊敬します。
.fav『In the Blood』
The Final Resistance/A Tribute to Dark Tranquillity:80
ダークトランキュリティーのトリビュート盤。
7,8割が無名バンドだけあってクオリティは企画盤的。有名どころだと日本のSerenityInMurderやアリッサの所属するTheAgonistあたり。耳を引くようなアレンジもあれば、聴くに堪えないような地獄のカバーもあります。ラストトラックはかなり衝撃的。色々な意味でダートラの偉大さを再確認できる作品です。
.fav『Slaughter oh the Bluegrass: Punish My Heaven』
Insomnium/Since the Day it All Came Down:90
メロデスバンドの2nd。
静と動の対比を強調したメランコリックなメロデス。似た雰囲気の楽曲が多いのがネックかと思いますが、個人的にこの手のメロデスはいくらでも聴けます。大好物です。
.fav『Daughter of the Moon』
In the Silence/A Fair Dream Gone Mad:88
ゴシックメタルバンドの1st。はつきき
Katatonia系のダークで耽美なゆとりメタルです。これがアメリカ産というのだから驚き。同系統の中でも光るものがあります。2013年から活動停止していたのですが、今月に7年振りに活動再開したようです。このバンドを知った直後のことで勝手に運命を感じています。
.fav『Endless Sea』
Kingcrow/The Persistence:88
プログレメタルバンドの7th。
6thから知りましたが今作もハイクオリティです。よりダークで知的な雰囲気が強まったでしょうか。変化球多めな内容でスルメ盤な印象です。
.fav『Father』
Muse/Showbiz:85
オルタナロックバンドの1st。
何枚かフィジカルも持っているそこそこ好きなバンドなのですが、最近再ブームが訪れて聴いてます。今と比較するとキャッチーさは控えめですがスペーシーでナルシスティックな雰囲気はちゃんとMuse。これが1st、20歳、とんでもないバンドです。
.fav『Sunburn』
Muse/Origin of Symmetry:89
続く2nd。
一気にメジャーなロックに近づきました。強化されたリフにスペーシーなシンセを絡めたアプローチなんか非常にキャッチーですね。楽曲の振り幅も広くなりました。
.fav『Bliss』
Muse/Black Holes and Revelations:96
3は持っているので4th.
この頃は絶頂期ですよね。Museの個性を確立しながらも万人受けするポップさ兼ね備えた作品。これ最高傑作ではないでしょうか…上から下までシングルカット出来そうな楽曲ばかり。躁のときに聴くと最高にハイになれます。
.fav『Supermassive Black Hole』
Nahemah/The Second Philosophy:85
2nd。3rdは購入済みで気に入っています。
DarkTranquillityのような慟哭感とOpethのようなクリーンコーラス、独特な浮遊感を持っているバンドです。雰囲気は非常に良いです。ただ楽曲があと1,2押し欲しい。。エクスペリメンタル的なそういうヤツなのかもしれませんが、ヒーリング系ともちょっと違うのでなんとも歯痒い。
.fav『Subterranean Airports』
Parkway Drive/Atlas:95
メタルコアバンドの4th。
海外で絶大な支持を持つバンドですね。サウンドはアグレッシブですが、はっきりとした緩急がありメロディアスなのでかなり聴きやすいと思います。他のバンドとは違う目線からのアプローチに惹きつけられます。トータルタイム48分とは思えない重厚感。fav曲はスローテンポにアコギやバイオリン絡めながら荘厳さを押し出す実験的な印象の楽曲、久々にメタルコアで鳥肌が立ちました。貫禄しかない。
.fav『Atlas』
Porcupine Tree/Signify:86
プログレロックバンドの4th。
キャッチーな歌メロも交えたダークプログレ。インストの比重が高く、聴いていると謎のトリップ感に襲われます。実験的でムード重視な作品。
.fav『The Sleep of No Dreaming』
Porcupine Tree/Stupid Dream:92
6th.
歌モノへの転換が感じられます。幅を広げた歌唱パート、開放的で清涼感のあるメロディは前作ではなかなか聴かれなかったものです。僕はこのポキュパ(←みちょぱみたいでかわいい)がすき。決して軽くなったわけではなく、キャッチーな清涼感とインテリダークが交わった素敵な作品です。
.fav『Even Less』
Porcupine Tree/In Absentia:94
7th。既に聴いていたつもりでしたが持ってませんでした。
いやもうカッコイイですね。メンバー1人1人の確かな技量が伝わるので何もしてなくてもカッコイイと言いますか、、雰囲気が完成されています。メタリックなギターを絡めた陰鬱系プログレながらキャッチーな感性が備わっている素晴らしい作品です。
.fav『The Sound of Muzak』
Sentenced/The Cold White Light:89
ゴシックメタルバンドの7th。この手のジャンルでは伝説的なバンドですが、実はこのアルバムで初めて聴きます。
叙情を超えた絶望を感じ取れるメロディが印象的。2曲目のサビのコーラスは必殺ですね。一気に心を持ってかれます。ヘビィメタルの様式美になぞった楽曲が揃っており、展開的な新しさは少ないと思いましたが、鳥の鳴き声を挿入したアルバムのアウトロは衝撃的でした。フィンランドに生息するルーンという鳥のものらしいです。泣いているように聞こえます。
.fav『Cross My Heart and Hope to Die』
Silverstein/This is How the Wind Shifts:92
スクリーモバンドの7th。
モダンなエモい音楽性ながらどこか親しみやすさを感じる、好きなバンドです。よりゆったり聴かせる曲が増えたでしょうか、メリハリが強くなりました。楽曲の質に関しては安心して聴けます。今作は最高傑作である2ndに並ぶ出来ではないでしょうか。特にfav曲はキャッチーとアグレッシブさを兼ね備えた必殺キラーチューンです。
.fav『Massachusetts』
Thulcandra/Fallen Ungel's Dominion:81
メロブラバンドの1st。
Dissectionマジリスペクトで話題になったバンドらしい。ジャケなんてまんまですし、本家は3rdしか持っていないですが音楽性も確かに似ています。凍えるような寒々しく邪悪なリフとブラックらしい乾いたデスボイス。好みの音楽性ではないですが、ブラックメタラーには必聴レベルのクオリティを持っています。
.fav『Frozen Kingdom』
Thulacandra/Under a Frozen Sun:84
続く2nd。
ジャケットからも分かるように基本の音楽性は不変。しかし叙情メロが増えましたかね、ミドルテンポも増えて聴きやすい仕上がりに。
.fav『Under a Frozen Sun』
2020/2 買ったCD
2月分、17枚の感想を書いていきます。
Aephanemer/Prokorton:92
メロデスバンドの2nd。以前からbandcanpのNYPで音源は入手していたのですが(今はNYPはしていない模様)、あまりのクオリティにフィジカル購入しました。
クサメロの大波です。ですが一辺倒という訳でもなく、クリーンを使い分ける女性voや敢えて引かせるメロディの緩急も楽しむことが出来ます。もう少し静パートが欲しいと思うくらい非常に濃密な作品です。
.fav『The Prokopton』
Borknagar/True North:83
メロブラバンドの11th。
ベテランながらアバンギャルドな姿勢もひしひしと感じ取れる作品。クリーンの割合が多く、ゆったりと聴きやすいです。最高傑作である前作には及ばない印象ですが、円熟味ある良作と思います。
.fav『The Fire that Burns』
Cynic/The Portal Tapes:90
Cynicが活動停止していた時期、1995年にメンバーがPortalという名義でリリースした1stアルバム。の再発盤らしい。
Cynicで聴かれるような複雑な演奏、デス声は皆無。フュージョン味あるゴシックロックといったカンジ。女性voにフューチャーした妖艶な世界観がアルバム通して一貫されていてかなり浸れますね。夜はコレを聴くことが増えそうです。
.fav『Road to You』
Eluveitie/Helvetios:92
フォークメタルバンドの5th。
他のアルバムもほとんど揃えています。今作も安定の素晴らしい出来。イエテボリサウンドにフォーキーな民謡楽器(聞いたことない名前のやつ)を色々と大胆に取り入れた音楽性を確立させています。やっぱりアンナの声は良いですね。
.fav『Alesia』
Ghost/Opus Eponymous:83
サイケデリックメタルバンドの1st。
音は軽めでどちらか言うとハードロックな印象。ポップなメロディに相反する幽玄さ、初期故のマイナー感が良い雰囲気出してます。
.fav『Elizabeth』
Ghost Brigade/Isolation Songs:93
ゴシックメタルバンドの2nd。今作で全ての作品を揃えられました。このバンドを知った頃には既に解散していたことが残念でなりません。
ポストメタルのスラッジーさとメロデスの慟哭メロディがぶつかり、芸術的と言えるまでのものに昇華されています。リアリティのある怒りや闇、孤独感の表現が本当に見事です。
.fav『Birth』
In Mourning/The Weight of Oceans:85
メロデスバンドの3rd。
ダークでプログレッシブな質感のあるメロデス。アグレッシブな中にもメランコリーな叙情性が漂っている、雰囲気のある作品です。クリーンボイスも出番は少ないですが良い緩急が作られています。
.fav『Colossus』
Moonspell/Alpha Noir + Omega White:83
ゴシックメタルバンドの9th。限定版には「Omega White」なるボーナスディスクが付きます。これが8曲入りの本編さながらのクオリティということで購入。そこそこレアなようで中古でもなかなか値が張ってました。
AlphaNoirはこのバンドにしてはエクストリームな作風。ゴシックさが減衰しており肩透かしな印象でした。ボーナスディスク、OmegaWhiteは打って変わって耽美ゴシックメタルが堪能できます。keyやストリングスをふんだんに取り込み、グロウルは一切使用されません。2枚で対を成す作品なんですね。。(最初から2枚組で出せばいいのに
.fav『Incantatrix』
Mors Principium Est/ Liberation = Terminal:84
メロデスバンドの3rd。
シンフォニックなkeyが絡めながら疾走する楽曲群が抜群にカッコイイ。40分に満たないトータルタイムながら濃密な作品です。
.fav『Sinner's Defeat』
Omnium Gatherum/The Redshift:83
メロデスバンドの4th
進化の過程といった感じでプログレッシブなアプローチが目立ちます。不器用なクリーンはしっくりきませんでした。定評のある叙情性は流石。
.fav『A Shadowkey』
Sunless Rise/Unrevealed:87
メロデスバンドの1st
マイナーながらハイクオリティ。メロデスオタクの間で話題となったアルバム。メタルコアに近い音、クリーンを含んだモダンメロデスと言えます。インスト陣、特にkeyの手数が多く、技術の高さが窺えます。グッと耳を引く叙情性を兼ね備えているのが非常に興味深いです。
.fav『Ghosts Of The Past』
Sunless Rise/Ultimacy:88
続く2nd
手数が少なくなり、keyの主張も抑えられています。角が取れたカンジでこちらの方が好みですね。シンフォニックな荘厳さがアップしています。
.fav『The Seekers』
Sylosis/What Dwells Within:88
メタルコアバンドの3rd。
冗長気味だった前作と比較するとかなり構成がスッキリしています。とはいえストレートでもなく、程よくプログレッシブな感性を感じます。 スラッシュやメロデスを巻き込み独特なバランスで纏め上げた作品。と言いたいところですがトータルタイム72分、内容をも考えてもまだ磨く余地はあるかなと思います。
.fav『Fear the World』
TesseracT/Sonder:85
Djentバンドの4th。TT
アトモスフェリックで程よい暗さを持つサウンドが独特です。Djentとしては歌に重点を置き、モダンながらチャラくないのでかなり聴きやすい部類でしょう。トータルタイム36分と短め、もう少し浸りたいな~。
.fav『Juno』
Textures/Phenotype:85
Djentバンドの5th。
よりアグレッシブに、よりメロディアスに、な作品。メリハリが強くなり、作品としての圧や求心力が高まっています。それを犠牲にしてでも美しさに振り切った前作も好みですが、複雑ながら一作品として纏め上げている点に作曲能力の高さが窺えます。
.fav『New Horizons』
Unearth/Watchers of Rule:81
メタルコアバンドの6th。
バンド史上最もブルータルでアグレッシブな作品。個人的には前作までのメロディを多く含んだバランスが好きなのでちょっと違いましたね。テクニカルに振り切っています。この手の音が好きな人にとっては最高傑作になりうるでしょう。
.fav『The Swarm』
Wolfheart/Tyhjyys:87
メロデスバンドの3rd。
僕の大好きなBeforeTheDawnの後継バンドです。ミドルテンポに甘すぎない叙情メロとグロウルを乗せたどっしりとしたサウンド、安定感抜群です。荘厳さをアピールした良質メロデスデス。
.fav『The Flood』
2020/1 買ったCD
1月分。26枚。普段の2倍買ってた。3回くらい数えなおした。
Borknagar/Universal:83
メロブラバンドの7th。
2種類のデスボにクリーンなコーラス、民謡的なテイストをも取り込んだプログレ要素の多いバンド。クリーンvoとフォーク感の強さにいまいちハマりきれない部分がありますが、確かな技量を持ったノルウェーを代表するプログレバンドの1つでしょう。
.fav『Abrasion Tide』
Breaking Benjamin/Dark Before Dawn:90
オルタナロックバンドの5th。商業オルタナ系で数少ない好きなバンドです。これで全作揃えられました。
今作からvo以外のメンバー全員チェンジらしいですが、正直言われないと分からないです。歌モノですしね。個人的に大好きな3,4thの壁は高いですが、6年のインターバルが空きながらも安定のクオリティを保った良作と思います。
.fav『Angels Fall』
Countless Skies/New Dawn:91
メロデスバンドの1st。
びっくりするくらいInsomniumです。そしてびっくりするくらい質が高い。オリジナリティの低さで評価を下げるべきではないと考えています。ふつくし。
.fav『Wanderer』
Cynic/Kindly Bent to Free Us:84
プログメタルバンドの3rd。
かなりプログレ路線に寄った印象。スペーシーでスタイリッシュなサウンドながらゆったりと聴かせる独特な世界観。 クオリティの高さは伝わりますが、前作に比べ角が取れて面白みにやや欠けるように感じました。聴く度にのめり込んでいけそうな作品です。
.fav『Holy Fallout』
Eternal Tears of Sorrow/Before the Bleeding Sun:84
メロデスバンドの5th。
keyを織り交ぜながらゴシックな雰囲気で聴かせるメロデス。ですが今回はゴシックというより大仰でシンフォニックな曲調が目立ちます。質は歴代のアルバムの中でも高い方と思いますが、このバンドのゴシカルな側面が好きな自分にとっては「うーん…そうじゃない…」な作品でした。
.fav『Red Dawn Rising』
Ghost/Ifestissumam:86
サイケデリックメメタルバンドの2nd。10年代を代表するメタルバンドです。
ポップセンスのある歌メロにオカルティックなkeyが乗ったギャップのある独特なサウンド。世界観を展開させながらもキャッチーなのだから人気が出ないわけないですね。メタル再興へ、日本でももっともっと聴かれるべきバンドです。
.fav『Per Aspera Ad Inferi』
Ghost/Popestar:91
5曲入りEP。オリジナル曲は1曲のみなのですが、それに釣られました。
「Square Hammer」キャッチーの一言では片づけられない、10年代を代表する楽曲だと思っています。他4曲はカバーらしいですがどれも知らない曲なうえ、世界観を生み出すアレンジが非常に上手くオリジナル曲として楽しめました。このEP&3rdで一気に飛躍を遂げることとなりました。
.fav『Square Hammer』
Fallujah/Dreamless:85
テクデスバンドの3rd。
美麗テクデスにおける代表的なバンド。浮遊感のある美しさとテクニカルで激しいサウンドの融合は見事なもので完璧に世界観を創り上げています。テクデスは苦手な部類ですが、メロディ派なので聴き通せます。
.fav『The Void Alone』
Harakiri for the Sky/Arson:93
ポストブラックバンドの4th。前作には衝撃を受けました。
今作も非常にハイクオリティな作品。メロディーが明瞭に、メロデス寄りになった印象です。シンプルにカッコよくなりました。絶望感、聴き手へのイメージを膨らませる雰囲気の強かった前作の方が僕は好みです。
.fav『Heroin Waltz』
Karlahan/Exile:89
プログレメタルバンドの1st。エグザイルっつっても
メロデス、ブラック、フォークあたりの要素を取り込んだ音楽性。Opethと似ているとも言えます。何でもOpethを引き合いに出すのはよろしくないでしょうが。静と動のメリハリのついたプログレッシブな展開はそれを感じさせます。散漫な印象もありますが、音楽性はかなり好みです。
.fav『Bird's Exile』
Kingcrow/Eidos:89
プログメタルバンドの6th。
PorcupineTree的な知的でダークな質感。オシャレで聴き通しやすいです。これと言った個性は見い出せませんでしたが、管楽器やkeyを使用した幅広い展開が見事な作品です。
.fav『The Moth』
Moonspell/The Antidote:90
ゴシックメタルバンドの6th。この手のジャンルで度々耳にするバンドで気になっていました。はつきき。
全作ざっと試聴をし、最も好みに近そうだったのがこのアルバム。ゴシックとヘヴィの絶妙なバランスに惹かれました。アルバム通してダークでメランコリックな雰囲気。トラック間の自然な繋ぎ、緩急にベテラン的巧さを感じます。クリーン・デスを使い分けるvoも艶のある大人なカッコよさで聴き所が多いです。 他のアルバムも少しずつ揃えていこうかと思います。
.fav『Everything Inavaded』
Moonspell/Extinct:91
ゴシックメタルバンドの10th。
おそろしジャケ…だけれどキャッチーなアプローチも多く聴きやすいです。ゴシックを保ちながら暗すぎず、円熟味あるクオリティの高い作品です。随所に聴かれる中東風なストリングスもいい味出してます。
.fav『The Future is Dark』
No Return/The Curse Within:84
デスラッシュバンドの11th。めちゃベテランですがはつききです。
結成30年程のバンドですがそこまで古臭さはありません、ドラムがやや単調ですが。むしろモダン寄りじゃないかと感じるパートも。時折見せるメロデス的な叙情ギターワークが素晴らしい。メリハリのある分かり易く素直にカッコいいアルバム。
.fav『The Crimson Rider』
Novembre/Classia:85
ゴシックメタルバンドの3rd。
今現在の方向性と比較するとややストレートな印象。耽美でアダルティな雰囲気と激しいデスパートの対比に浸れます。
.fav『Cold Blue Steel』
Obscura/Akróasis:90
テクデスバンドの4th。有名バンドですがはつきき。
テクデスにOpeth,Cynicを併合させたような凄まじい作品です。技術は勿論のこと、楽曲としてもしっかり成立されられています。僕のような軟弱者はフルで聴くと中々の疲労感を感じます。。あと満足感も。とてもすごいです、とても。
.fav『Perpetual Infinity』
Obscura/Diluvium:95
続く5th。
コーラスが増え、サウンドもスッキリしたよう感じます。この変化が個人的に大きいです。緩急が大きくなったことでどのパートも映えてます。聴き通しやすくなりました。安定感抜群の超クオリティで超良い。
.fav『Emergent Evolution』
Omnium Gatherum/Years in Waste:83
メロデスバンドの2nd。
最新作と比較すると内向的でダークなムードが強いです。プログレッシブな構築感、叙情的なメロディはこのアルバムからも聴くことが出来ます。随所にハッとさせられるモノもあり十分に楽しめる作品ですが、やはり現在の開放的で円熟味ある音楽性が好みだと改めて認識しました。
.fav『Waste of Berevement』
Redemption/The Art of Loss:80
プログメタルバンドの6th。
DreamTheaterと並ぶ長いキャリアを持っているらしいですが初めて聴きました。ピアノの音色が美しく絡むfav曲に惹かれて購入しました。が、ハッとさせられるパートが少なく、嵌り切れませんでした。プログレと聞いていましたが、アルバム通してストレート過ぎてダレてしまいます。
.fav『Art of Loss』
Silence Lies Fear/Future:The Return:90
メロデスバンドの2nd。しばしメロデスマニアから名前が挙がるバンド。個人輸入でやっと入手しました。
すんばらしい。硬派ながら美しい僕の大好きな叙情派メロデスデス。トリプルギター構成でタイトかつメロディアスに押しながら、その隙間を埋めるピアノのセンスが抜群です。マイナーバンドながら優れたサウンドプロダクションも意識の高さが窺えて好印象です。高品質の言葉がこれ以上無いほどに似合う作品。
.fav『Facing the Creator』
Silence Lies Fear/Shadows of the Wasteland:87
続く3rd。
keyを使ったモダンさをアピールするパートが増えました。ブラストも相まってFallujah的な浮遊感の強い作品。スケールアップしましたが個人的にはのめり込みきれず。大層過ぎると一歩引いて聴いてしまいます。
.fav『Undying Mind』
Silent Line/Shatted Shores:96
メロデスバンドの3rd。spotifyのシャッフル再生にて惹き込まれ即購入。
すんばらしい。。クリーンやアコギを絡めた僕の大好きな叙情派メロデスデス。InFlames+Insomniumといったカンジ。際立って新しいことをやっている訳ではありませんが、同系統の大御所を凌ぐ程の鬼クオリティ。叙情派メロデサー必聴。
.fav『Shattered Shores I』
Siverstein/Rescue:86
エモコアバンドの5th。
エモーショナルと呼ばれる音はあまり好きではないですが、このバンドは哀愁の中にどこか懐かしさや親しみを感じられる素敵なバンドです。他のアルバムもいくつか所持していますが、大きな方向性の変化もなく安定のクオリティ。最近はモダン寄りになったようで、そちらは受け入れられてません。
.fav『Sacrifice』
Sylosis/Conclusion of an Age:86
メタルコアバンドの1st。最新作4thだけ所持していましたが、メタル界のトップに成り上がるポテンシャルを持った素晴らしいバンドです。数年間活動休止していましたが、今年復活するようですね。
メロデスやスラッシュからの影響を感じさせる絶妙な音、他のメタルコアとは一線を画すプログレッシブな展開、1stから現在まで軸の音楽性は不変です。現在と比較するとザクザクと刻みながら疾走するリフが多く、分かり易くカッコいい感じ。
.fav『After Lifeless Years』
Sylosis/Egde of the Earth:82
続く2nd。
トータルタイム72分ですって()タイトで、テンポを落として聴かせるパートが増えたように感じます。それは全然okなんですが、高揚感が低く捻りが悪い方向に傾いて冗長気味です。カッコいいリフは安定しています。入り組んだ展開は玄人向けな印象。
.fav『From the Edge of the Earth』
Xaon/The Drift:87
メロデスバンドの1st。中古で見かけ、安さとジャケに釣られて購入。
クリーンとデスの(チャラくない)自然な使い分け、シンフォニックなアレンジが光るメロデス。試聴もせず買った割にかなり好みの音楽性でした。このまま楽曲の質を高めていけば、NeObliviscarisのようなバンドになるのではと期待してしまいます。去年に2ndがリリースされている様なので購入を検討します。
.fav『Zarathustra』