すーさー備忘録

ちょこちょこと。

2020/5 買ったCD

 

5月分、22枚の感想を書いていきます。

数が多くて更新が滞っています。あまり聴きすぎると頭バグるんで少し抑えたい、

 

Between the Buried and Me/Colors:★★★☆

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他ジャンルを組み込み、これでもかと大きく起承転結を表現するカオスな作品。統一感のある音楽を好むためカオスティックと呼ばれる音楽は苦手ですが、ここまでやられてしまうと逆に統一感あります。ぼんやり聴いている間はハチャメチャな印象でしたが、集中すると複雑な要素が高いレベルで纏まっていることが分かります。今月は聴く時間があまり取れず、今後評価が上がりそうな作品です。

.fav『Ants of the Sky』

 

Between the Buried and Me/Automata I & II:★★★★☆

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8th。IとIIは別売りになっていますが同時購入しました。完全に1つの作品なので2枚組にしてほしかったですね。

5thとしか比較できませんが、仰天な展開が減りクリーンが増えたために格段に聴きやすくなっています。メロディアスで浮遊感のある楽曲群は非常に魅力的に感じます。カオスティックなアイデンティティを持ちながら円熟味を含んだ素晴らしい作品です。

.fav『The Proverbial Bellow』

 

Caligula's Horse/Bloom★★★★★

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プログメタルバンドの3rd。

この作品から楽曲のドラマ性が大きく高まった印象です。ジャケの通り春の花園の光景をイメージさせるような美しい楽曲がズラリ、でありながらメタルサウンドを保っているのが本当に凄い。 4thで1時間越えの大作を作り上げるだけに45分のトータルタイムは物足りなさを感じてしまいますが、それもクオリティの高さ故。

.fav『Firelight』

 

 

Dizzy  Mizz Lizzy/Dizzy Mizz Lizzy:★★★☆

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オルタナロックバンドの1st。新譜を聴いて気に入ったバンドです。

非常に聴きやすい楽曲が揃っているんですが、変拍子でのフックが効いていて単調にならない、広い層に受けそうな印象を受けました。25年以上前の作品ですが古臭い印象も無く、1stにして落ち着いていて3ピースとは思えない貫禄を感じます。

.fav『Love is a Loser's Game』

 

Dizzy Mizz Lizzy/Rotator:★★★★

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2nd.

評価の高い1stより好みです。耳を引く凝った展開が増えています。メロディはセンスを感じさせますね、安定しています。

.fav『11:07 PM』

 

Immortal Souls/Ice Upon the Night★★★☆

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メロデスバンドの2nd。はつきき

一聴して分かるフィンランドらしい芋っぽさ溢れるバンド。アップテンポ中心になかなかに良いメロディを聴かせてくれる良質メロデスバンドです。

.fav『Man of Sorrow』

 

Immortal Souls/Wintereich:★★★★

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3rd。これ、メロデスオタクが名盤として紹介してるのをよく見るので気になってました。

気持ちの良いアップテンポに乗せた扇情性を高めたメロディが素晴らしいです。クリーンも多用はせず、良い緩急が出来ています。一部のメロデサーにとってはこれ以上無いほどのアルバムであることも頷けます。

.fav『Color of My Sky』

 

Immortal Souls/IV: The Requiem for The Art of Death:★★★★☆

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4th.

土着性を持ちながらも端正な方向にクオリティを上げてきました。スローテンポも含んで緩急を付けながらしっかりと叙情メロを聴かせる好みメロデスデス。前作もそうですが、往年のメロデス名盤と肩を並べる素晴らしい作品です。

.fav『Nuclear Winter』

 

In Mourning/Monolith:★★★★

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プログデスバンドの2nd。

土着性、モダニズム、インテリジェンス、多要素を纏め上げる非常に独自性のあるハイセンスバンドだと思います。Opethと並べられがちですが、より現代風なリズムやグルーヴで聴かせる要素が多いです。アグレッシブで複雑、でもメランコリーなキメラ作。

.fav『The Smoke』

 

In Mourning/Aftergrow:★★★★

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4th。

ポストドゥームを彷彿とさせるどっしりと構えた楽曲群、サウンドプロダクションが低音強めでやや篭り気味なのは意図的でしょうね。このバンドの中でもシブい出来だと思います、聴かせ方が一貫していますし煽情性の高いメロディは安定感があるので僕は結構楽しめています。

.fav『Below Rise to the Above』

 

Karnivool/Sound Awake:★★★★☆

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プログロックバンドの2nd。Toolフォロワー筆頭格として名の挙がるバンドです。

ダークでビューティフルでダイナミックでエモーショナル。フック満載の変拍子、歌モノ寄りでTool以上に好みです。緩急のある曲構成も素晴らしい。力強くも流麗なメロディの求心力が強く、広い層に受けそうなプログレ作品。

.fav『New Day』

 

Katatonia/City Burials:★★★★☆

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ゴシックメタルバンドの11th。新譜、発送から2ヶ月くらい行方不明でした。

前作で1つの到達点と言える円熟味溢れる神盤を完成させた彼ら、活動休止を挟んで4年振りにリリースされた今作でも変化が見られます。本来のメランコリズムに都会的な雰囲気が混ざり合った、Katatonia史上最も「格好良い」作品だと思います。プログレッシブなアプローチを感じさせながらも4,5分のコンパクトな楽曲が多い印象です。Katatoniaはどう変化してもカッコイイ、来日して!!

.fav『The Winter of Our Passing』

 

Paradise Lost/Obsidian:★★★★☆

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ゴシックメタルバンドの16th。大重鎮の新譜!

リリース前からリード曲・ジャケの耽美性溢れる雰囲気に高い期待を持たずにはいられませんでした。近年のドゥーム路線から、初期のゴシックロックなアプローチまでも網羅した「これを待ってたんだよ!!!な作品。スケールを増した作風でありながら今までと変わらない45分というトータルタイムがやや物足りなさを感じてしまいます。国内盤でボートラが付かなかったのも初めてじゃないでしょうか、来日公演が遠のいているように感じてかなsi

.fav『Fall From Grace』

 

Periphery/Periphery II:★★★

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Djentバンドの2nd。

咆哮とエモいクリーンがカッコいい、歌モノ寄りですね。アルバム通して聴くにはやや食傷気味でしょうか、楽曲自体は良いものが多いだけにこれが別ジャンルだったら~と考えてしまうあたりDjent向いてないんでしょうね… 

 .fav『Facepalm Mute』

 

Porcupine Tree/Lightbulb Sun:★★★★☆

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プログロックバンドの6th。

5thからさらに歌モノ路線が強化された印象。人気のある次作、「In Absentia」から1歩引いた落ち着きのあるインテリジェンスを感じる雰囲気。ポキュパ作品の中でもトップクラスに気に入っています。

.fav『Shesmovedon』

 

Sojourner/The Shadow Road:★★★★☆

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フォークブラックバンドの2nd。はつきき

メロデス的な土着性溢れる叙情メロ、シンセや女性vo等による幻想的なサウンドスケープが魅力です。アトモスフェリックな空気感も強く、吐き捨てるブラック系デスボをも溶け込ませ美しく纏め上げるセンスには脱帽です。この手のアンビエントなブラックはジャケも素晴らしく、ずっと気になっていたジャンルなのでので今後もdigっていきたいです。3rdが今月リリースされました、ウイルスの影響で新譜の到着が軒並み遅れてますね...

.fav『Titan』

 

Tesseract/Altered State:★★★★

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Djentバンドの2nd。

透明感を持った広がりのある音、エモーショナルでありながらチャラさの無いアーティスティックな感性を持っています。4部構成でアルバムとして非常に聴きやすいです。

.fav『Nocturne』

 

Toe/About My Idea Plot on a Vague Anxiety:★★★★

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ポストロックバンドの1st。ふとyoutubeで耳にして心奪われました。

オールインストとなっていますが十分なほど楽曲に色付けがなされています。美しいメロディを奏でるギター、音の隙間を埋めるベース、手数の多い聞き惚れてしまうドラミング。日本のバンドと知って嬉しくなりました。

.fav『向こう岸が視る夢』

 

Toe/New Sentimentality:★★★☆

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続くEP。

4曲入20分です。基本的に音楽性は変わりませんが、ラストを飾るfav曲は初の歌モノ曲となっています。EPながら十分に起伏のある聴き応えのある内容。

.fav『グッドバイ』

 

Trivium/Catastrophist:★★★★

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メタルコアバンドの9th。

前作は円熟味さえ感じられた最高傑作でした。今作、これまでの軌跡を辿るようなタイトでメロディアスな非常にTriviumらしい作品です。これまで、(良い意味で)期待を裏切る作品を出してきた彼らなので「らしさ」には逆に驚きました。

.fav『What the Dead Men Say』

 

Unprocecced/Covenant:★★★

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Djentバンドの3rd。アンプロセスト。

いかにもイマドキDjentといった趣のメタル。チャラさと過剰な変拍子がアルバム通して聴くには弊害に感じますが素直にカッコいいと感じる質の高い作品です。

.fav『Haven』

 

Unprocessed/Artificial Void:★★★☆

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4th.

さらに楽曲の質を上げた日本デビュー作。アプローチが似たり寄ったりな気もしますが、好きな人にはこれ以上無いほどに素晴らしいアルバムだと思います。

.fav『Abandoned』