2020/6 買ったCD
6月分、8枚の感想を書いていきます。絞った。
Caligula's Horse/Rise Radiant:★★★★★
5th. 新譜
メロディアスでドラマチックでダイナミックでエモーショナルでビューティフルで、、高いハードルを超えてきた凄まじい作品。今年ベストどころか歴代のトップに比類する素晴らしい出来です。プログメタルというジャンルでありながら、聴きやすく練磨された質の高い楽曲群はジャンルの壁を超えて広い層に愛されるべき、そうなって欲しい…神盤です。
.fav『Autumn』
Dawn of Ouroboros/The Art of Morphology:★★★★
プログデスバンドの1st。アトモスフェリックデス系統のバンドをdigって見つけました。
クリーンと絶叫系のデスボを使い分ける女性vo。クリーンの比率は低く、嬢メタルにありがちなイヤらしさを感じないのは好感。幻想的なシンセを絡めた浮遊感がありながらも、アメリカ産らしい硬質な音作りですね。顔面持ってかれてるジャケも素敵、年間ベストに入ってきてもおかしくない出来です。
.fav『Lunar Cathexis』
Nothgard/Age of Pandra:★★★
メロデスバンドの2nd。はつきき
キラキラkeyを絡めたシンフォニックなメロデス、言ってしまえばチルボド系ですね。ストレートに疾走しながらカッコよメロディを弾き倒してくれる良いバンドだと思います。
.fav『In Blood Remained』
Nothgard/The Sinner's Sake:★★★
3rd.
ミドルテンポの貫禄ある楽曲が増えたように感じます。基軸は変わらず。
.fav『Death Unites』
On Thorns I Lay/Threnos:★★★☆
ゴシックドゥームバンドの 。はつきき
スローテンポに鬱くしいメロディとグロウルが乗る正統派なカンジ。MyDyingBrideを彷彿とさせます。どっしりと構えた質を高い楽曲が揃っていますが、ややバラエティに欠けます。幅を期待すること自体間違いだと思うので、とことんゴシックドゥームが好きなマニア向けという印象です。
.fav『Cosmic Silence』
Piah Mater/The Wandering Daughter:★★★☆
プログデスバンドの2nd。はつきき
Opethです。静と動を行き来する展開、先の読めない楽曲構築は完全にソレ。ブラストやトレモロのブラックメタル由来なブルータルな側面も持ってたりしますね。質の面では伸び代を強く感じますが、この手のプログデスの好む人種ならオッと耳を引かれること間違いなし。
.fav『The Sky is Our Shelter』
Sentenced/Down:★★★☆
ゴシックメタルバンドの4th。
voが交代し、それまでのメロデス路線からゴシックを強めたノーザンメランコリックメタルへの過渡となる作品。ドラマ性では他作品に劣るように感じますが、不思議と惹かれる哀愁を持った良作。
.fav『Crumbling Down』
Sojourner/Premonitions:★★★★
フォークブラックバンドの3rd。
先行で公開されたシングルがかなり垢抜けていて期待していました。実際、かなり音の輪郭が分かりやすくなり、女性voの割合が増えたことで聴きやすくなったんじゃないですかね。悪くないです、良いです…が聴いていてどうも前作の大自然的荘厳さが恋しい。。好みだとは思いますが、このバンドでのフィメールボイスは安い装飾感を強くさせる(洗練されすぎる)要素になるので僕はNO寄りです。
.fav『The Deluge』